相性占いにハマった結果、恋愛が楽になった話と、危うく依存しかけた話

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相性占いに足を踏み入れたきっかけ

付き合って1年半の彼氏と、なんとなくかみ合わない時期が続いていた。喧嘩というほどではないけど、お互いの行動パターンが合わなくて、週に一度はもやもやする出来事があった。彼は几帳面で計画的、私はどちらかというと流れに任せるタイプ。それだけで説明できる話なのかもしれないが、もう少し根本的なところが知りたくなった。

そこで手を出したのが相性占いだった。最初は気まぐれで試したつもりだったが、いつの間にか深みにはまっていた。四柱推命、西洋占星術、数秘術の3種類を、それぞれ別の鑑定士に依頼した。

四柱推命の相性診断——最初の衝撃

最初に試したのは四柱推命。中国の古典占術で、生年月日と生まれた時間から「命式」を出し、それをもとに性格や運勢、相性を読む。私は「壬子(みずのえね)」の命式で、彼は「丙午(ひのえうま)」だと判定された。

鑑定士(電話占いのヴェルニで話した「澄月先生」、1分180円)は開口一番こう言った。「水と火の組み合わせですね。お互いに引き合う力はありますが、長く一緒にいると干支が衝突する関係性が出てきます」。

「衝突する関係性」という言葉が頭に刺さった。具体的に聞くと、「火の性質を持つ相手は、自分のペースを大切にする傾向が強い。水の性質のあなたは周囲に合わせようとするので、長期的には疲れが出やすい」という説明だった。

これは自分でも感じていたことと重なった。彼のペースに合わせることに、少し疲れを感じていたのは事実だった。「そうか、四柱推命ではそういう見方になるのか」と思った。

西洋占星術——全然違う結論が出た

次に試したのが西洋占星術。チャット占いのステラで、別の鑑定士(1分120円)に相性を見てもらった。私は蠍座で彼は牡羊座。

結論が四柱推命と真逆だった。「蠍座と牡羊座はどちらも火星が支配する星座で、エネルギーの質が近い。深いところで通じ合える組み合わせです」という評価だった。

同じ2人の相性なのに、四柱推命では「疲れが出やすい」、西洋占星術では「深いところで通じ合える」。どちらが正しいのか、という疑問が当然出てくる。

鑑定士に直接聞いてみた。「占術によって見る角度が違うので、矛盾しているように見えても、それぞれ違う側面を見ている」という答えだった。確かにそういう解釈はできる。ただ正直なところ、2つの答えが出てしまうと、自分にとって都合のいい方を「正解」として選びたくなる心理が働いた。

数秘術——一番シンプルで腑に落ちた

3つ目は数秘術。生年月日を足し算していって1桁の数字(ライフパスナンバー)を出し、それで性格と相性を見る。私のライフパスナンバーは7(孤独と内省を好む)、彼は3(表現力と社交性が高い)だった。

数秘術での相性評価は「お互いに持っていないものを補い合える関係。ただし7は孤独の時間が必要で、3はいつも誰かと一緒にいたい傾向があるため、一人の時間をどう確保するかが鍵」という内容だった。

これが一番しっくり来た。彼と私の日常での違和感の正体は、「一人の時間の必要量の差」だったかもしれない。彼は休日も一緒にいたいタイプで、私は時々一人でいたい。それを「相性が悪い」と捉えるのではなく、「一人の時間の確保について話し合えばいい」という方向性に変換できた。

3つの占術の見解が一致しなかった経験から学んだこと

同じ2人の相性を3種類の占術で見て、それぞれ違う結論が出た。この体験は、ある意味で目が覚めるものだった。

  • 四柱推命:「疲れが出やすい関係」
  • 西洋占星術:「深いところで通じ合える関係」
  • 数秘術:「補い合える関係だが、一人の時間の確保が課題」

これを見て、「占いは現実を映すものではなく、考えるための道具だ」ということを実感した。どれか一つが正しくて他が間違い、ということではなく、それぞれが違う角度から「2人の関係のどこかを照らしている」のだと思う。

相性占いで恋愛が楽になった部分

3つの占術を経験して変わったことがある。彼との「合わない部分」を「性格の欠陥」や「根本的な不相性」ではなく、「違うタイプの人間が一緒にいることの普通の摩擦」として捉えられるようになった。

特に数秘術の「一人の時間の確保」という視点は、その後の彼との会話に使えた。「私は時々一人の時間が必要なんだけど、それが不満ではなくてそういう性質だと思う」と伝えたら、意外とすんなり理解してもらえた。

「占いにこう書いてあったから」という伝え方はしなかったが、占いで言語化されたことが、自分の気持ちを整理する助けになった。これが相性占いの一番まともな使い方だと思う。

依存しかけた話——気づいたのはお金の額だった

問題は、1人目の鑑定士の言葉が引っかかって、「もう一人聞いてみよう」という連鎖が止まらなくなった時期があったことだ。

気づいたら1ヶ月で占い関連の出費が12,000円になっていた。ヴェルニでの電話鑑定が2回、チャット占いが3回、追加で有料の相性診断サービスが1回。それぞれは「今回だけ」のつもりだったが、積み上がると1万円を超えていた。

しかも、占うたびに「さっきと違う結論が出た。どちらが本当なんだろう」という不安が増えていた。占い師Aが「問題ない」と言い、占い師Bが「注意が必要」と言う。答えを求めて占うほど、答えが遠くなっていく感覚。これが占いジプシーの始まりだと、後になって気づいた。

今の使い方——年に2回だけ

今は相性占いを年に2回だけと決めている。関係に大きな変化があったとき、あるいは1年の節目(年始)だけ。それ以外は使わない。

占いは「現在地を確認するツール」として使うのが一番適切だと思う。「これから何が起きるかを知るもの」として使い始めると、不安が増えるだけになる。

彼との関係は今も続いている。「一人の時間」については、今は週に1日は別々の予定を入れる、というルールを2人の間で作った。占いのおかげというより、占いをきっかけに自分の気持ちを言語化できたことが、この変化につながった。

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